どーも、お久しぶりです。みんなのアイドルまつがん様に捧げるマネドラ講座の時間がやってきました。
いやーまさか続きを書ける日が来るとは思ってもいませんでしたね。転職活動で大変だったりオーストラリアに行ったりしてた中の人も草場の陰で喜んでいることでしょう。
とは言え、この調子で進めていると、また本題より前置きのウザイ部分のが長いじゃねーかとまつがん様フリークから苦情が来てしまうので早速本題に入りたいと思います。

さて大見得を切ったのは良いんですが、間が開きすぎて当初の構成等をすっかり忘れてしまいました。
なので、今回は実例として恐れ多くもまつがん様のピックを取り上げながら被せるとは何ぞやってことを語っていきたいと思います。
そんなわけで皆様予習として、だらだらMTGの3月7日付けの記事(http://diarynote.jp/d/60486/20070307.html)を熟読して下さい。

このドラフトでまつがん様は初手で嵐の束縛を取って裂け目の稲妻を流しました。
まさに下に赤を被せるためにあるような素晴らしいパックです。
こんなパックを開けられるまつがん様はなんと素晴らしいお方なのでしょう。
ところが二手目でまつがん様はなんと稲妻の斧を流して根の壁を取ってしまいました。
なんとファンタスティックなピックでしょう!
常人には真似出来ません。
こーゆー場合、まつがん様の域に達していない素人は稲妻の斧を取る事をお勧めします。

その理由として
1.そもそも稲妻の斧の方がカードパワーが高い
マネドラの基本はカードパワーピックです。
自分がパワーが低いカードを取るってことは対戦相手がパワーが高いカードを取るって事です。
後半でデッキの形を作らないといけない等の切実な理由がない場合は純粋にパワーが高いカードをピックすることが推奨されます。
2.初手で裂け目の稲妻を流している
雷の斧を流した場合下家は裂け目の稲妻→稲妻の斧とピックするでしょう。
下家が同色のカードをピックするとその分それらのカードがデッキに入りやすくなります。
マネドラの序盤の戦略として
(1)下家がピックするカードの色をばらけさせる
(2)下家に同色のカードをピックさせておいて上から被せる
の2つが考えられます。
まつがん様フリークの中には(2)を適用して、上から赤を被せれば良いじゃんって考える人もいるかと思いますが、流したカードが両方共色拘束が弱いのであまり意味がありません。
被せたところでタッチで使われてしまうでしょう。
(2)を指向するのは結核等の色拘束が強いカードを流した場合にしましょう。

では、もし根の壁ではなく稲妻の斧よりパワーが高い緑のカード(例えば新緑の抱擁とか突風線)の場合はどうでしょうか?
この場合カードパワーピックという観点で言えば稲妻の斧を流すべきです。
しかし、ここで下家に緑のカードを取らせると、下家の選択肢を狭めつつ(緑を切るor緑が濃くなる)自分の選択肢を広げる(緑をタッチにすることも可能)ことが出来ます。
更に(下家が緑を切らない限りは)下家に緑を被せることも出来ます。
被せるということは下家と必用なカードが共通するということなわけで、大抵は(自分も多少弱くなるけど)下家のデッキが弱くなります。

ただし、被せるときには2パック目が逆周りになることに注意してください。
OTJ環境の黒のように2パック目で強い色を被せる意味はありません。
そのような場合は逆に下家から被せるというのも有効な戦略になり得ます。
また、下家に色を確定させるために強いカードを流しすぎるのも止めた方が良いでしょう。
被せるというのは下家のデッキを弱くするのが目的なのに、被せるために相手のデッキを強くするのは本末転倒です。

まつがん様の素晴らしいドラフトを基に被せることについて語らせて頂きましたが、いかがだったでしょうか?
それではまた次回。
それまで皆様が下家に全色被せてにやにやしていますように。
<今日のまとめ>あんなピックで全色被せたあげく2−0するまつがんは神だと思う。

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