興味深かったのは、死への恐怖を物理学の問題を考える事によって押さえようとしても、押さえきれなかったシーンです。これってパトスをロゴスで押さえ込もうとしてるってことですよね。で、結局無理だと。ま、死の恐怖はパトスでも最上っぽいので、しょうがないっちゃしょうがないですが。
 それはそれとして「僕の生きる道」と「高校教師」って比べると面白いですよね。どっちも余命1年の教師が主人公だし。共通点たくさんです。でも、死についての主人公の取り組み?が明らかに違います。対照的と言っても良いくらいに。「高校教師」のが死について深刻に悩んでいます。ほとんどそれしか考えてないくらい。「僕の生きる道」は凄く前向きですよね。もう時間がないんだから今までやろうとしたけど、やってなかった事をやろう!みたいな。これは、結局「持てる者」と「持たざる者」の違いだと思うんです。
 「僕の生きる道」の主人公は明らかに「持たざる者」です。生きたいように生きてなかったわけで。底辺って訳じゃないけど、かなり底の方。でも、もうほとんど落ちる心配もないのです。だから後は上るだけ。目標を定める事ができたので、死を過剰におそれずにすんだんだろうと思います。そして、上りつめた幸福の中で死ぬ事ができたんだと。
 それに引き替え「高校教師」の主人公は「持てる者」です。それまでの人生思うように生きてきたと。つまり勝ち組ですね。一回上ってしまったら後は落ちるだけなので、死は落下に他ならないわけです。そりゃ怖いですよ。幸せになるのだって、「持たざる者」とは違い一筋縄ではいきません。そのためには一度落っこちて、それから上る必要があるわけです。なんつーか、ホストややくざの手口と一緒ですね。落としてから、また持ち上げるみたいな。ま、上昇が一番「快」に繋がるってことです。で上にいたら、これ以上は上りにくいから、とりあえず落としてみると。
 こう比べてみると面白いですよね。明らかに幸せそうな「持てる者」の方が幸せになるのが難しいわけです。よーするに今幸せな人間は将来も幸せを維持するのは難しいと。逆に現在幸せではない人も、そーゆー方が将来幸せになりやすいんだと思って頑張ってください。

 MOで勝ってるのに賞品が来ないので、Wizardsにメールを送ります。英語なので至極メンドイ。ってか、ありえないっしょ。OOL、OTJ、7th合わせて18パックですよ。マジ勘弁。そんなに来なきゃストックもなくなるっつーの。で、仕方なく買ってドラフトな罠。え、賞品来るまでやるな? ごもっともです。でも、暇なんよ〜(カズホ風に)
 メールは送ったけど返事来ない(><) 賞品は22パックに増えたけど…。このまま、来ないのかなぁ?とかなり諦めモードです。でも、22パックって言ったら9000円近くですよ。泣き寝入りもどうかと思うしなぁ。困った。
 17:30現在、OOL,OTJ,7th全部パック使い切っちゃった。届いてない賞品は30パックに増加。メールはまだ来てません。まぁ、向こうは夜だからしょうがないけど。さすがにメール来るまで待ちかなぁ。

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